マクロビオティックと玄米とはd(^^*)

estragon

2012年11月19日 09:00

真っ白い精白米は、外側の部分が削って捨てられてしまいますが、捨てられる部分に大量の栄養素が含まれています。

そこで、精米する前のお米が玄米ですが、玄米は、良く噛んで食べる必要がありますが、唾液の分泌を促すため様々なよい効果があります。

しかし体に良いとは理解していても、玄米を炊く手間や玄米の風味や歯ごたえが苦手という人もたくさんいます。

そういう人はまず白米と玄米を混ぜて炊いたり、5分づき米等から始めると次第に慣れていきます。また玄米だけで栄養が足りるため、ほかのおかずが少なくて済むのもありがたい事です。マクロビオティックの食事では玄米を推奨しています。

玄米を食べていた昔は米だけで十分な栄養を摂る事ができました。これはマクロビオティックの基本である一物全体の考え方に基づいています。

米は完全栄養食品です。今多くの人はご飯といえば真っ白いご飯を思い浮かべるでしょうが、玄米の栄養分は抜群です。

玄米は圧力なべで炊くと早く美味しく炊けますが、玄米コースがある炊飯器も増加しています。このように日本人の食生活が動物性食品の多い欧米型に変わると、次第に生活習慣病やアレルギー疾患、その他色々な疾病が増加したのです。

現代人は白米を食べる事によって不足している栄養を、お肉や卵等の動物性食品で補うようになりました。そういう社会背景の中、健康志向が高まるとともに、玄米の良さは見直されるようになったのです。

栄養をたくさん含んでいる部分をわざわざ削って捨ててしまっているのですから。


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